天才ギタリスト、パコ・デ・ルシア。
あまりにも突然の悲報は全フラメンコファンに衝撃を与え、本作品がラストアルバムになってしまった。
内容としてはカンシオン・アンダルーサ(アンダルシア民謡)を現代のブレリア、ルンバなどの形式で展開される。パコの記憶というか、同世代が聴き馴染んだアンダルシア発祥のメロディを歌うように弾くルーツ懐古的アルバム。
また45年前、1969年発表のパコ・デ・ルシア&リカルド・モレーノ「2つのフラメンコギターによる12ヒッツ」12 Exitos Para Dos Guitarras Flamencasにも同曲があるので、聴き比べると豊潤なアーティストとしての歴史が垣間みれて非常に興味深い!
Te He de Querer Mientras Vivaはエストレージャ・モレンテ、Zambra Gitanaはパリータ、Se?oritaはオスカル・デ・レオンが参加。

全8曲。

1.Mar?a de la O
2.Ojos Verdes
3.Romance de Valent?a
4.Te He de Querer Mientras Viva
5.La Chiquita Piconera
6.Zambra Gitana
7.Quiroga por Buler?as
8.Se?orita